遺したい飯舘村の食と暮らし『までぇな食づくり』

「日本でいちばん美しい村」といわれた福島県飯舘村。
澄んだ空気。おいしい水。高い空。
圧倒的な自然のなかで、力を合わせながらしあわせに生きてきた人々は、７年前この村を追われました。
村には先祖から連綿と受け継がれてきた、生きる知恵がありました。
限られた食材を無駄にせず、寒さを生かして長持ちさせる工夫。
隣近所で労働力を貸し合って農作業をこなし、冠婚葬祭も自宅で行いました。
その原点にあったのは家族愛です。

飯舘村の「までぇ」（丁寧に、手間ひま惜しまず、心を込めて）な食や暮らしの魅力を、飯舘村の３人の母ちゃんに聞きました。
大地とともにたくましく生きる母ちゃんたちの言葉や生き方、失いたくない古里の原風景、山里の豊かな生活文化を詰め込んだ一冊です。
飯舘の風土と家族愛に根ざした25の郷土食レシピも掲載しています。

古里の美しさをそのまま遺したいから、あえて本文で震災には触れていません。

お求めは福島県内の岩瀬書店、西沢書店、飯舘村道の駅「までい館」で。
ネットならジュンコ堂書店で取り扱っております。
http://www.p-minpo.co.jp/junkodo/archives/1199




本がすきで、本を作ってる、ふくしまのお店
ジュンコ堂書店
http://www.p-minpo.co.jp/junkodo/