ふくしま建女会がロゴマーク作成/県内外に活動PR

　福島県建設業協会の女性部会・ふくしま建女会（横山眞由美代表理事）は、ロゴマークを作成した。新芽が生えたヘルメットをかぶる女性と、スコップと家を組み合わせた図柄の２種類。ロゴマーク入りのウインドブレーカーとクリアファイルも製作し、県内外に建女会をＰＲする。
　郡山市労働福祉会館で11日に開いた第５回幹事会で披露した。幹事会終了後には、メンバーがウインドブレーカーに袖を通し、県の女性活躍応援ポータルサイト「キラッ人ふくしま」の取材に対応し、建設業のやりがいなどを伝えた。
　ロゴマークは昨年６月の設立直後から、メンバーが案を出し合って検討を重ねてきた。女性のロゴマークは新たに何かを始めようとする姿勢を新芽で表現。もう一つは円の中に会名称と土木を意味する「スコップ」、建築を示す「家」をデザインした。いずれも緑色を基調としてオレンジ色でアクセントを加えている。
　ウインドブレーカーは白地で背中に女性、左胸にスコップ等のロゴマークが入っている。メンバーが活動時に着用し、建女会の存在をアピールする。クリアファイルは１０００枚作成した。イベント時に配布する。
　建女会は同協会の女性技術者等で構成。建設業のイメージアップや担い手確保に女性目線で取り組み、男女とも活躍できる環境づくりを目指している。現在は横山代表はじめ幹事８人で活動している。
　幹事会ではドローン研修会の開催を決定した。ドローンの基本的な知識と操作技術を習得する。場所は須賀川市のブルースタジアムを予定。今後日程を固める。
　11月18日にいわき市、同20日に郡山市で同協会と県が共催で開く「ふくしま〝けんせつ・どぼく女子〟座談会」への協力も確認した。対象地区等の幹事が参加し、高校の建設系学科で学ぶ女子生徒の建設業に対する不安・疑問等に対して助言する。