福島ファイヤーボンズ【バスケットボールB2リーグ2021-22シーズン第10節】vs愛媛オレンジバイキングス GAME2

2021-22シーズン 第10節 12/4(土)
vs愛媛オレンジバイキングス GAME2（松山市総合コミュニティセンター）

［スコア］
●愛媛 83 - 93 福島○
1Q：21-20
2Q：19-21
3Q：21-26
4Q：22-26

［スターティング5］
#9 神原裕司
#12 アレックス・マーフィー
#21 菅野翔太（C）
#30 水野幹太
#42 ジェイソン・ウォッシュバーン

［ゲームレビュー］
GAME1、100点ゲームを許した愛媛は1Qの序盤からディフェンスでプレッシャーをかけ、福島からターンオーバー、24秒オーバータイムを奪いオフェンスを封じる。オフェンスでは#15ライアン・クリーナー、#4ユージーン・フェルプスのインサイド、#13俊野佳彦のアウトサイドシュートでいいリズムを掴む。対する福島は#42ウォッシュバーン、#12アレックスを軸に追撃。しかしターンオーバーやミスが目立ち、セカンドボールも愛媛にとられる展開が続き、21-20と1点ビハインドで2Qへ。
逆転して引き離したい福島は#5友利健哉、#9神原、#16橋本尚明の3Pシュートが決まりはじめ、流れを掴みかけるが、愛媛のスティールを狙うディフェンスに一気にチャージすることができない。お互いが得点を重ねる展開になるが、福島の勢いが上回り40-41と逆に1点のリードで前半を終える。

3Q、福島#30水野、#12アレックスがレイアップで連続得点。しかし愛媛は#13俊野、#12フィツジェラルド、#4フェルプスが得点し逆転。福島も#42ウォッシュバーン、#0エリック・マーフィーの3Pシュートで対抗するが、愛媛#12フィツジェラルド、#4フェルプスのコンビが得点を量産していく。悪い流れを止めたい福島は「第3Qの漢」#11山内翼が粘り強いディフェンスでアウトオブバウンズを誘う。このプレーから福島がリズムを掴むと#0エリックの連続3Pシュート、さらに#11山内も3Pシュートを沈め57-60と逆転に成功。さらに#30水野のフリースロー、#8村上慎也のシュートでリードを広げる。
最終の4Q。逆転したい愛媛は#12フィツジェラルド、#4フェルプスのインサイドで勝負をかける。対する福島は#11山内、#16橋本の3Pシュートで点差を詰めさせない。このままでは終われない愛媛は、#13俊野の3Pシュート、#12フィツジェラルドのゴール下などでジリジリと追い上げる。追い上げられた福島だったが#8村上の3Pシュートで6点差を保つ。残り5分を切り福島はディフェンスリバウンドから#12アレックスがファストブレイクでレイアップを決め流れを引き寄せ、リードを8点差に広げる。残り1分30秒を切り、時間を使いながら攻める福島は、ショットクロックがなくなる直前、#16橋本がこのゲーム4本目となる3Pシュートを沈める。さらにスティールからレイアップを決め一気にリードを10点差として、83-93で勝利を掴んだ。

3Q途中まで互角の展開だったがゲーム終盤は持ち味のディフェンスからオフェンスがいいリズムを掴み、リバウンド、セカンドボールをとるシーンが多くなった。さらに3Pシュートも効果的に決まり愛媛を突き放した。
連勝を4に伸ばした福島は次節、青森ワッツをホームに迎える。今シーズン初顔合わせとなるが9月のTOHOKUCUPでは2点差の辛勝だっただけに侮れない相手。このまま好調をキープし連勝を伸ばしたい。


［森山和広HC］
終始我慢する展開になったが、ディフェンスでリバウンドを取れている時間帯もあり、そこから自分たちのバスケットができた。ゲームを通して途中で相手の流れを止めて、自分たちの点を決めきれたことが勝利の要因。我慢が続くなかで勝ちきれたことは、チームにとってステップアップできるゲームになったと思う。次節はホーム戦なのでいい流れのまま戦いたい。


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