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> ニュース一覧 > 日本初!アクアマリンふくしまで「水族館生まれのヒゴロモエビ」の展示を開始しました。挑戦から6年、ついに水族館生まれの稚エビ育成成功。(ふくしまニュースWeb )- 2022.05.17(火) 12:00

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日本初!アクアマリンふくしまで「水族館生まれのヒゴロモエビ」の展示を開始しました。挑戦から6年、ついに水族館生まれの稚エビ育成成功。

ふくしまニュースWeb

2022.05.17(火) 12:00

ヒゴロモエビ2016年生(全長10cm)

ヒゴロモエビ2022年生(全長1cm)

アクアマリンふくしまでは「親潮アイスボックス」コーナーにて、日本初の「水族館生まれのヒゴロモエビ」の展示を開始しました。

ヒゴロモエビは深場に生息し、底曳き網で漁獲されるため、生体の入手は大変難しいのが現状です。そこで、2015年より死亡した親から採卵し、ふ化・育成の技術向上に努めてきました。その結果、2016年にふ化した1個体に加え、2021年宮城県沖で入手した卵より複数の稚エビを得ることに成功したため、展示を開始することになりました。

ヒゴロモエビの展示自体稀ですが、「水族館生まれのヒゴロモエビ」の展示は日本初です。ヒゴロモエビは、抱卵期間が約2年あり、市場に流通する大きさ(雌)に成長するまで約7年以上かかると考えられています。ふ化・育成には時間がかかるだけでなく、飼育が難しい生物です。今後、水族館生まれのヒゴロモエビの成長を通じて、深海域に生息する稀少なエビの生態解明に寄与できればと考えています。


■展示開始日
2022年4月29日(金・祝)


■展示場所
アクアマリンふくしま本館2階「親潮アイスボックス」


■展示生物
和名:ヒゴロモエビ 学名:Pandalus coccinatus 分類:タラバエビ科タラバエビ属


■ヒゴロモエビについて
北海道~千葉県銚子沖に分布し、水深500-600mの深場に生息しています。体長が約20cmにも達する大型のエビです。通称「ブドウエビ」と呼ばれ、美しい紫色(緋色)をしています。その体色、絶品と称されるその味、そして漁獲量が非常に少ないことなどから 「幻のエビ」としても知られています。


■お問い合わせ
アクアマリンふくしま(公益財団法人ふくしま海洋科学館)
〒971-8101 福島県いわき市小名浜字辰巳町50
TEL 0246-73-2525(開館時間 通常期⇒9:00~17:30 冬季12/1~3/20⇒9:00~17:00 )
公式サイト  https://www.aquamarine.or.jp/


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