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> ニュース一覧 > 【一般財団法人竹田健康財団竹田綜合病院】1900人の職員が安心して働き続けられる環境を整え、・・・(「キラっ人☆ふくしま」)- 2017.03.13(月) 19:21

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【一般財団法人竹田健康財団竹田綜合病院】1900人の職員が安心して働き続けられる環境を整え、・・・

「キラっ人☆ふくしま」

2017.03.13(月) 19:21

1900人の職員が安心して働き続けられる環境を整え、これからも会津地域の医療を支える

●年間60人の職員が産休・育休を取得

竹田綜合病院は、会津若松市にある地域医療支援病院です。会津地域でNICUを有する病院が当院だけという事情もあり、小児・産科の救急要請は必ず受け入れています。そういった側面からも、女性の妊娠・出産、子育てを支援し、次世代を守り育てる役割を果たしている医療機関であるといえます。
現在、法人全体では約2,000人の職員が働いており、その4分の3が女性です。特に女性が多い看護部門はもとより、リハビリテーション科や栄養科などのコメディカル部門、事務部門でも女性管理職が活躍しています。育休の取得は年間60件を超えており、常時2病棟に相当するスタッフが子育てのため休業しているという状況であり、年間約60人が育児休業を取得した後、職場へ復帰しています。開設当初から女性が多数活躍する職場であったため、院内託児施設も昭和45年から整備し、交代勤務のある看護師等の女性職員が安心して働けるように、勤務上の必要があれば、365日24時間体制で受け入れています。

●介護休業は最後の切り札。その前に使える制度を

仕事と子育ての両立を支援する各種制度について、出産前に総務課の職員が個別に説明をしています。職種や雇用の形態、家族の状況に応じて、その職員が利用できる制度を案内し、理解と適切な利用をすすめます。男性職員には、配偶者の出産後に育児休業の制度を案内しており、ここ数年1~2名の取得実績があり、特別なことではありません。
介護のための休業に関する相談があった場合には、まずは有給休暇の利用をすすめ、その日数を使い切ってしまった場合には、条件に応じて有休を復活させる遡休適用の制度を利用してもらっています。多くの場合、遡休適用期間までには、介護対象者が入所できる施設が見つかるなどして職場に復帰できている状況があります。介護休業は最後の切り札として、「より有利な制度を適用してがんばってみましょう」と話しています。

●新たな取り組みで働く人を支える

当院が18年前から行っている5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)活動は、製造業などでは当たり前の活動ですが、医療機関として当時は先進的な取り組みでした。5S活動は、業務の効率化のみならず医療事故の防止にも大きく寄与しており、昨年末にグランドオープンした新しい施設「総合医療センター」でも、5S活動は確実に引き継がれています。
育児休業等で長期に医療の現場を離れると、その間に治療法や機器類が進歩して、「浦島太郎」状態になってしまう現実があります。そこで、不在の期間をフォローし、安心して復帰できるように各部門がそれぞれに対応しています。例えば、診療放射線技師の場合には、1ヵ月かけて取り組む、復職支援プログラムを作って対応しています。 
女性が安心して働き続けるためには、子育てや介護のための支援が不可欠です。医療職は、親の介護などでも周囲からあてにされるということもよく聞きます。今後も「職員が成長し喜びを感じられる組織風土を造る」ために、求められている支援について、より一層の充実を検討していきたいと考えています。

企業情報 企業データ

「キラっ人☆ふくしま」福島県生活環境部男女共生課 ( 福島県 )

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