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最先端の香り分析装置の外部利用開始へ
福島大学
2020.01.09(木) 09:02
令和 2 年 1 月より、本学が保有する最先端の香り分析装置「ガスクロマトグラフ質量分析計」と「トリプル四重極型ガスクロマトグラフ質量分析計」を学外機関へ低料金で開放し、企業・他大学の研究開発の支援を行います。
【背景】
本学では、研究・教育の一環として、最先端の機器・設備類を保有しています。近年は、これらの機器・設備類を学内だけでなく、幅広く学外の方々にも利用していただき、地域の技術開発の向上に貢献したいと考えております。
【開放設備】
今回開放する下記の装置は、食品の香り成分だけではなく、農薬分析、油脂分析など幅広い分野で利用可能です。
<装置名>
・ガスクロマトグラフ質量分析計(GCMS-QP2010NX)
・トリプル四重極型ガスクロマトグラフ質量分析計(GCMS-TQ8050NX)
【最近の分析成果】
食農学類の吉永准教授を中心とする研究グループは、トリプル四重極型ガスクロマトグラフ質量分析計を用いて、会津産のなたね油中にイソチオシアネート(がんの予防に注目されている成分)が多く含まれていることを発見いたしました。その他、桃、あんぽ柿、落花生、日本酒分析等に優れた結果を出しています。
企業情報 企業データ
国立大学法人福島大学 ( 福島大学 )
〒 9601296 福島県福島市金谷川1番地
TEL : 024-548-5190
ホームページ : http://www.fukushima-u.ac.jp/
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