> ニュース一覧 > 今夏はちょっと異色の斎藤清を。やないづ町立斎藤清美術館で、夏季企画展「斎藤清 異形のイメージ」を開催中です。《9月5日まで》(ふくしまニュースWeb )- 2021.07.20(火) 07:30
今夏はちょっと異色の斎藤清を。やないづ町立斎藤清美術館で、夏季企画展「斎藤清 異形のイメージ」を開催中です。《9月5日まで》
ふくしまニュースWeb
2021.07.20(火) 07:30
9月5日(日)まで、やないづ町立斎藤清美術館で、夏季企画展「斎藤清 異形のイメージ」を開催中です。
昨今、「怖い絵」がブームになっています。
人は、「美しいもの」に対するのと同じくらい強く、「恐ろしいもの」「不気味なもの」に魅せられるようです。そして、芸術家もまた―
常に現実にある風景やものを題材として、唯一無二の作品を生み出した斎藤清。その中に、ミステリアスな、ややもするとこわいようなイメージが少なからず存在します。代表作「会津の冬」シリーズ、あるいは鎌倉の古寺を描いた「門」の連作等を思い浮かべると、意外に感じる方は多いかもしれません。
一方斎藤は、若き日にはゴーギャンやムンク、ルドンといった、いわゆる「象徴主義」に位置付けられる芸術家たちに魅せられ、創作上のスランプに陥った60年代には、内向的・哲学的なテーマに取り組むこともありました。何より、モティーフの本質を鋭く見抜く、たぐいまれなるまなざしを持った画家。そんな斎藤が描くものの中に、時に底知れぬ深淵が潜むのは、むしろ必然といえるのではないでしょうか。
初期の謎めいたイメージから、一見ごく普通のモティーフが垣間見せる異形の姿、美しい風景の中にたち現れる異界の気配。よく見ると、斎藤作品には実はいくつもの襞が隠れていて、気がつけば深い世界に誘い込まれているのです―
そんな作品ばかりを集めた、ちょっと異色の展覧会。今夏はいつもとはひと味もふた味も異なる斎藤清を体験してみませんか。
■場所
やないづ町立斎藤清美術館
(〒969-7201 福島県河沼郡柳津町大字柳津字下平乙187)
■会期
2021年7月3日(土)~9月5日(日)
※毎週月曜日休館。ただし、8月9日(月)は開館、翌10日(火)休館
■時間
9:00~16:30(入館は16:00まで)
■観覧料
一般510円(410円) 高校・大学生300円(200円) 中学生以下 無料
※()内は15名以上の団体料金
■注意事項
新型コロナウィルス感染症拡散防止のため、開催期間や各種イベントが変更・中止になる場合がございます。その際は、公式サイト(https://www.town.yanaizu.fukushima.jp/bijutsu/ )等でお知らせいたします。ご理解・ご協力のほどお願い申し上げます。
■やないづ町立斎藤清美術館について
日本現代版画の魅力を世界に知らしめた画家、斎藤清の作品を収集・保存・調査・展示する唯一の専門美術館。収蔵作品は関連資料類も含めて約1,000点。毎年4回の企画展を開催しています。
■お問い合わせ先
やないづ町立斎藤清美術館
〒969-7201 福島県河沼郡柳津町大字柳津字下平乙187
TEL 0241-42-3630
公式サイト https://www.town.yanaizu.fukushima.jp/bijutsu/
Facebook https://www.facebook.com/kiyoshisaitomuseumofficial/
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