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梨の枝を使った「福咲和紙(ふくさきわし)」が完成しました! 2022年1月、伊達市梁川町山舟生で福島県内の手すき和紙職人の有志で交流会も開催しました

ふくしまニュースWeb

2022.02.26(土) 07:30

梨の枝や幹を使った新たな和紙が誕生。「災い無し」「不幸無し」など、逆境を跳ね返すパワーを感じてください

山舟生和紙づくり伝承会代表の八巻さんの手すき和紙を貼った同地区交流館和室の障子。右は「手でちぎれる和紙名刺(仮称)」。楮を使い八巻さんの型漉きの技法を用いています

福咲和紙は、フルーツ王国福島の果樹の枝や幹を使って和紙を作る「咲色SAKIIRO」プロジェクトから生まれたオリジナル和紙です。
桃の枝や幹を使った「福咲和紙」に続いて、梨の枝や幹を使った新たな和紙が誕生しました。製造してくだったのは、鮫川和紙(鮫川村)の齋須さんです。梨の繊維は、細長く強靭で、桃とはまた違う雰囲気がします。梨らしい黄色に染めました。「災い無し」「不幸無し」など、逆境を跳ね返すパワーを感じてください。

また、福島県内の和紙づくり文化を守ろうと県内の手すき和紙職人の有志で、全県規模の組織づくりに向けた動を開始しました。初の技術交流会は、2022年1月30日、伊達市梁川町の山舟生(やまふにゅう)和紙づくり伝承館で行いました。当日は、伊達市、福島市、いわき市遠野、西会津町、柳津町、鮫川町から手すき和紙職人らが参加しました。
山舟生和紙づくり伝承会※の代表で、1995年に山舟生和紙を復活させた八巻政さんに、和紙に透かしの模様を入れる「型すき」の技術を紹介していただいた後、参加者で意見交換しました。障子に八巻さんの手すき和紙を貼った山舟生地区交流館の和室も見学させていただきました。あまりの美しさに職人たちもうっとり…。
全県組織は「福島県手すき和紙懇談会(仮称)」とし、これから交流会や勉強会など、様々な活動を展開していく予定です。その一環として、2022年3月11日に開催予定の県主催のキャンドルナイトに和紙でつくったランプシェードを提供し、県内の手すき和紙の魅力を伝える計画も温めています。
※山舟生和紙づくり伝承会 
福島県の県北地方の養蚕業を支えた大産地。時代の変化とともに一時途絶えたが、平成7年に復活し、「型漉き」の技術を今に伝える。「和紙の美に心をあづけ楮打つ」を合言葉に、証書類の手すき和紙製造を行っている。【お問い合わせ】〒960‐0703福島県伊達市梁川町大字山舟生字高倉17 TEL024‐577-5645(八巻政行)

■福咲和紙(ふくさきわし)について
大震災の後、風評被害に苦しむ農家さんの姿を目の当たりにし、「農」と「紙」のコラボから特産品を作ろうと果樹の枝や幹から和紙を漉く「咲色SAKIIRO」を立ち上げました。福島を代表する果物『桃』の枝や幹の皮が使われている福咲和紙は、福島県鮫川村の和紙職人が試行錯誤を重ねて作り出した手すき和紙(【特許】特許登録第6936469)と、工場で製造された機械すき和紙があります。名刺や招待状など様々なご注文にも応じます。

■福咲和紙取扱店
三和紙店、岩瀬書店福島駅西口店、岩瀬書店富久山店(郡山市)、そば処喜多八(福島市)、遠野紙子屋(いわき市)、道の駅安達・上り線「二本松市和紙伝承館」、トータル文具マツザキ(福島市)

■株式会社三和紙店について
弊社は、創業80年以上の紙の卸会社です。印刷用紙や家庭用紙の他に果樹梱包資材等も扱っております。

■お問い合わせ
株式会社三和紙店
〒960-8063 福島県福島市柳町3-30
TEL024-523-1311
info@snw3.co.jp

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